8. 翌期への繰越処理
新しい年度の会計処理を始めるには繰越し処理を行います。データの繰越しは取消すことができませんので、繰越し前に本年度のバックアップを行ってください。
①繰越しを行う事業所データを開いて、[ファイル]メニューの[繰越処理]をクリックします。
②繰越データを確認します。
バックアップファイルの保存先とファイル名を確認します(ファイル名には、決算期が付けられますが、他のデータの上書きを避けるために変更しないで下さい。また、保存場所は、新しいフロッピーディスクなどに保存して大切に保管してください)。
* 保存場所の変更方法は、7・(2)を参照してください。
④本年度の会計期間を短縮する場合は、[会計期間を変更する]にチェックをつけます。
* (例)本年度の会計期間を[H.24/04/01-H.25/03/31]から[H.24/04/01-H.24/12/31]に変更した場合は、以下のように次年度の期首日を[H.25/01/01]に変更します。(画像クリックで拡大)
* 短縮時に指定する次年度の期首日は、既に入力されている仕訳の日付よりも前に変更することはできません。上図の場合、[H.25/01/01]以降の仕訳が登録されている場合は短縮処理を実行できませんので、注意してください。
⑤本年度のデータを基に次年度の予算を設定できます。(本年度に予算設定をしていない場合には、[本年度実績額]を選択して[次へ]をクリックすると、次年度に本年度の実績を基にした予算が設定されます)
⑥次年度で電子帳簿保存の使用の有無を選択します。(通常は行わないにチェックします)
⑦繰越処理後のデータ名を入力します。
⑧ここまでに設定した内容を確認して、[繰越実行]ボタンをクリックします。(修正する場合は[戻る]ボタンをクリックして、修正する画面まで戻ります)
⑨既に3期分が保存されている事業所データで繰越処理を実行した場合は、3年前のデータを分離して保存するメッセージが表示されますので内容を確認し、よろければ[次へ]をクリックして繰越処理を実行します。
⑩[完了]をクリックすると、新しい年度のデータが作成されます。タイトルバーには、新しい会計年度が表示されます。